新めしくいドットコム・人生編

人生を綴る日記的ブログ

当たり前のことにお礼を言うのはおかしいという人

先日、同居人が「なんで当たり前のことに感謝しなきゃいけないのか」と言ってくる人と遭遇したらしいです。

「店員さんがごはんを持ってきたとき、ありがとうございますと言うタイプの人ですか?」と。そうだよ、と答えると、「世の中いろんな人がいるんですね。。」と言われたと。

「世の中いろんな人がいる」と言ってしまうとすべてに納得できてしまい、争いごとを避けられる便利な言葉だと思ってたのですが、いざ人に面と向かって言われると「それはこっちのセリフだよ!」ってなっちゃいますね。

まぁ、何にありがたみを感じるかはそれこそ人それぞれだと思うんですよ。確かに、お金を支払って、その対価として店員さんがご飯を持ってきてくれた。このギブアンドテイクでストーリーは終わるかもしれません。なので、別に感謝しないならしないでもいいと思います。

逆になぜ僕がそこでお礼を言うのかを考えてみました。なぜありがたく思うんだろう。

まず第一に、僕も居酒屋のホールで接客経験があるんですが、店員はだいたいアルバイトで、店員さんからしてみれば、お客が支払ったお金がそのまま自分のものになるわけではないです。だから店員さんにとっては、先ほど述べたギブアンドテイクのストーリーは発生していません。あくまで店に雇われて、時給でがんばって働いています。

だから、「大変そうだね。がんばってくれてありがとうね。」の意味が含まれているんだと思います。大変なのに頑張ってくれている店員さんがいるおかげで、僕らはおいしいごはんを気持ちよく食べられる。圧倒的感謝っ・・・!

あとはシンプルに、お礼を言うと気持ちいいからですね。言う側も言った側も気持ちいいです。これは、普段お礼を言わない人は感じないことなのかもしれませんが、僕はそう感じるので仕方ないです。店員さんだって、「ありがとう」って言われるとがんばれるかもしれないじゃないですか。Win-winですよ。

今まで「ありがとう」を言ってこなかった人も、試しに言ってみてはどうでしょうか。「あ、どうもー。」とかでもいいので。何か景色が変わるかもしれません。

それじゃ、バイバイ!